剥製です。
犬は青と黄色しか識別出来ず、大半の哺乳類も同じように色を識別出来ません。
犬などの大半の哺乳類は草むらの中の獲物を捕らえるために動く物に対しては素早く反応します。
犬よりも色を識別出来ない、ほぼ一色しか識別出来ない動物がいます。
タヌキのような夜行性の動物で、タヌキの目から見ると、白黒の世界ですが、テレビでライトの点いている夜の野原にテレビのスタッフがいて、ライトを消すと人間の目から見ると真っ暗で、スタッフも見えなくなりましたが、タヌキの目から見るとスタッフの姿も周りの景色もはっきりと見えます。
夜行性の動物は色を見る必要はなく、色を捨てた代わりに月明かりなどのわずかなひかりで夜中の景色を見る事が出来ます。
その一方で、人間よりも色を識別出来るのは鳥で、鳥は紫外線を見る事が出来、人間の目から見ると黄色いひまわりも鳥から見ると黄色と紫色に見えます。
ひまわりは紫外線を反射します。
また、人間から見ると雄と雌が全く同じ色で見分けが付きませんが、鳥の目から見ると違った色に見えます。
求愛の為に色が違って見えるのです。
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